コーポラティブビレッジ

コーポラティブビレッジ

コーポラティブビレッジとは

コーポラティブとは、「協力する」「力を合わせて行う」という意味です。従来集合住宅などで、入居者同士が共同で土地の手配や設計を手配する「コーポラティブハウス」というスタイルがありますが、「えびすや」ではこの概念をもう少し広げ、ビレッジ(=地域)づくりを協力して行う「コーポラティブビレッジ」を提唱しています。

「えびすや」では一貫して“家づくりは居場所づくり”だと考えています。それは家屋一棟一棟だけで個々に成り立つものではなく、“地域”の中に存在しうるものです。

コーポラティブビレッジは、独立した戸建て住宅を尊重しつつ、地域のコミュニティを生み出す構想です。

「えびすや」が考える「街づくり構想図」 ※イメージです。

「えびすや」が実現したコーポラティブビレッジの実例

岡山県岡山市北区の足守地区に、2組のご家族が敷地を共有して家を建てられました。もちろん、法規上の分筆(土地を分けること)はされていますが、日常生活の上では境界線はありません。アプローチや庭を共有し、家族のように顔を合わせて生活をします。

もともとは大きめの1つの土地でした。家を一軒建てるには大きすぎる、しかし従来どおり二軒分に分筆してしまうと、どちらの土地も使いにくくなってしまう…そこで考えたのが、このコーポラティブビレッジでした。

建築前に顔合わせをしてご挨拶

家を建てる前には、ご家族同士の交流を図る場を設けました。世代の違う二組以上の家族が集うことで、家族の枠を超えた“地域”の輪が広がります。

個々を尊重しつつ繋がる
プランニング

同じ敷地に身内ではない二組以上の家族が住むには、お互いのプライバシーを尊重することも重要です。日常の中で何気なく繋がっていられる、しかし干渉しすぎない。その距離感を配慮したプランニングが肝心です。

足守の事例は、それぞれの家が直接向かい合わず、また手前の家と奥の家に通じる通路が近すぎないように配慮しつつ、縁側を設けてちょっとしたコミュニケーションを生みやすくする工夫をしています。

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