部屋の間取りってどんなものがあるの？
2023.03.23
お部屋探しの際、多くの人が注目するのは間取りだと思います。
賃貸物件の情報サイトなどを見ていると、「１K」「１DK」「１LDK」のように「L」「D」「K」の表記をよく見かけませんか？
この表記はそれぞれ、Ⅼはリビング、Dはダイニング、Ｋはキッチンを表しています。
● 数字
頭文字の数字は居室の数です。1DKだったら居室1つ＋DKという部屋で、2LDKだったら居室2つ＋LDKという部屋になります。
● リビングとダイニングの違い
L（リビング）
リビングとは「リビングルーム」の略です。家族が主に居る部屋、いわゆる「居間」や「茶の間」を指す言葉で、居間ではなくリビングという場合は、洋風の部屋であることが多いようです。リビングは住まいの中で家族の生活の中心となる場所であり、コミュニケーションをとったり、くつろいで過ごしたりするスペースで、主にテレビやソファなどの家具を置きます。
D（ダイニング）
ダイニングとは「ダイニングルーム」の略です。食事をとる場所、つまり「食堂」「食事部屋」を意味する言葉で、ダイニングテーブルと椅子を配置するのが一般的です。
リビングとダイニングはどちらも家族が集う場所ではありますが、リビングはテレビを見たりソファでゆったりと読書をしたりとくつろぐ目的の部屋で、ダイニングは食事をすることを目的とした部屋と定義されています。
ワンルーム
キッチンと居室の間に仕切りが無いので、調理時のにおいなどが気になる場合があります。一人暮らしで家賃を抑えたい方におすすめ。
１K
一般的には、4.5帖未満のキッチンスペースがあり、部屋との間に仕切があるタイプのお部屋です。キッチンと居室の間に仕切りがあるため、調理のにおいや煙が入ってきにくいです。しかし仕切りを閉めてしまうと、キッチンに冷暖房は届きにくくなりるという欠点もあります。一人暮らしの方におすすめ。
１DK
居室とキッチンが仕切られていて、目安として4帖半から8帖程度の食事ができるダイニングスペースが確保されています。食事をする部屋と寝る部屋が分けられるのが1Kとの違いです。1人～2人暮らし向きです。
１LDK
1LDKは居室と8帖以上のリビング・ダイニングキッチンがあるお部屋です。一般的に１DKよりも食事スペースが広いため、2人暮らしや、来客が多い方や荷物の多い方の一人暮らしにもおすすめです。
「２K」「２DK」「２LDK」のように、前につく数字が増えると、居室の数が増えます。居室が２部屋以上の場合はDKは６帖～、LDKは10帖～が広さの目安です。
今回は基本的な間取りの意味についてご紹介しました。
同じ間取りでも部屋の配置や設備の充実度によって暮らしやすさは大きく変わるので、ご自身や同居する人のライフスタイルに合わせたお部屋選びが大切です。
それぞれに適した間取りを見つけ、快適な新生活をスタートさせましょう。
森安 晴香
前回：一人暮らしの初期費用ってどのくらいかかるの？をみる
