えびすや日記

             

2022年度国策研修会

今日は、午後から建材の卸屋さんのセミナーに参加してきました。

2022年度国策研修会というたいそうなテーマですが、参考になることが多くありました。

一つは省エネ基準の見直しについてです。

2025年4月1日より断熱等級4を下回る住宅は建てられなくなります。

さらに2030年には省エネ基準がZEH水準まで引き上げられる予定です。
このことは、省エネ性能の低い住宅を建てていると8年後には「既存不適格住宅」になってしまうということを意味します。

弊社では、現在、標準仕様で、ZEH水準よりもさらに高性能な省エネ性能の住宅を建てています。

これは、国の定めた基準に沿わしているわけではなくて実際に住まわれた方が、冬に温かいと感じて頂いた仕様を標準として採用しているということです。それよりも性能の劣る仕様では、冬に寒いと言われることがあり、現在の仕様を標準仕様としています。

もう一つは、大気汚染防止法の改正についてです。

恥ずかしながら、良く分かっていませんでした。

今までは、一定床面積以上の石綿を含んだ建材の使ってある建物を解体するときには、届け出が必要だくらいは知っていましたが、リフォーム工事についてもそれが適用されるということは知りませんでした。

例えば、税込み100万円以上のリフォーム現場では、リモコンの配線をやり替えるのに新たにドリルで壁に穴をあけるような場合でもそこに石綿が使用されているかどうか検査しなければいけないし、それができなければ、石綿が使われているものとして作業をしなくてはなりません。

石綿の影響は何十年も経ってから現れてくることもあると聞いていますが、食品添加物にしても何にしても知らないで使っているものがまだまだいっぱいありそうで怖い気がします(-_-;)



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