賃貸物件の寒さ対策!!
2024.11.13
長かった夏が終わり、ようやく冬らしくなってきましたね!これからの時期、賃貸住宅に住む人は室内の寒さに悩まされる方も多いと思います。
特に、窓は外気の影響を最も受けるので、お部屋の寒さの最も大きな原因と言われています。
通常、お家の寒さ対策と言えば、壁や床の断熱工事をしたり、窓を性能の良いものに取り換えたりすることが一番効果的ですが、賃貸住宅だと難しいですよね。
そこで、賃貸住宅でも簡単にできる寒さ対策をご紹介します!
賃貸でもできる窓の寒さ対策
お部屋の寒さで最も大きい原因は窓からの冷気によるものです。
そのため、窓からの冷気の侵入を防ぐことで効率的に寒さ対策をすることができます。
窓に直接、冷気を遮断するためにプチプチや断熱シートを貼ることもありますが、素材によっては剥がすときに糊が残ってしまったり、窓の結露によりシートとの間にカビが生えてしまう可能性もあります。
そこでおすすめなのが、遮熱断熱カーテンを使用することです。
遮熱断熱カーテンは生地に特殊な加工をしたり、複数の層を重ねて分厚くしたカーテンです。室外の冷気をシャットアウトし、室内の暖かい空気を外に逃がしません。窓に加工をすることなく簡単に取りいれられるので、賃貸住宅にぴったりです。窓の下側から冷たい空気が入らないように丈を長めにするのがおすすめです。
床からの冷気には・・・
冷たい空気は下に行くので、断熱性能の低い住宅の場合、特にフローリングの床は非常に冷たくなります。その場合はコルクマットを敷いたり、ラグの下に断熱シートを敷いたりすることで床からの冷気を防ぎつつ、熱を下に逃がさない効果があります。
また、サーキュレーターで部屋の空気を循環させることで、床付近に溜まった冷たい空気を逃がすことができます。
賃貸物件の寒さ対策は「原状回復義務」に注意!
住宅を借りる際には、借主には借りた部屋を入居時の状態まで戻す、「原状回復義務」が発生します。許可なく壁に穴をあけたり、窓を別の物に替えたりしてしまうとトラブルに発展してしまうこともあります。そのため、賃貸住宅での寒さ対策は、原状回復ができるものを選ぶことが大切です。
特に、窓・床の断熱対策は非常に効果的ですので、今回ご紹介した方法をぜひ参考にしてみてください。