キッチンと和室をつなげて、あたたかなLDKへ。断熱と自然素材で快適空間に
2025.06.11
築約50年のお住まい。
「寒い部屋をなんとかしたい」というのが、今回のお施主様の一番のご要望でした。
さらに「キッチンと和室をつなげて広く使えるようにしたい」という声もあり、
私たちはこの2つの課題を解決すべく、断熱性能の強化と間取りの一新に取り組みました。
【Before】



現地調査でわかったのは、キッチンと和室の間にある床の高さの違い。
和室は畳下地、キッチンは板張りで、段差もあり使いづらい状態でした。
この段差を解消するために、下地からすべてを撤去し、天井・床ともに断熱改修を行いました。


特に断熱には力を入れ、
天井には高性能グラスウール(105mm)、
床下には2層(60mm+150mm)の断熱材を施工。
壁には45mmのボード状断熱材を隙間なく張り込み、家全体の断熱性能を向上させました。



サッシは断熱性に優れたペアガラスに入れ替え、冷気の侵入を防止。
さらに床にはホワイトオークの無垢材を使用し、天然オイルで仕上げました。
やさしい手触りと自然な風合いが、毎日の暮らしを包み込んでくれます。


仕上げの内装には、ドイツ製の塗り壁材を採用。調湿性に優れ、室内空気を汚しません。


木目調のキッチンもこの部屋にマッチし、12帖の広々とした素敵なLDKとなりました。
高断熱仕様で夏は涼しく、冬は暖かい。一年を通して家族の健康と快適な生活を守ります。
住宅省エネ2025キャンペーン補助金もしっかりと利用させていただいています。こちらでの補助金の予定金額は434,000円です。