浴室と洗面室リフォームで断熱性能アップ|ヒートショックを防ぐ住まいの工夫
2025.06.03
築40年の住宅の浴室と洗面室の改修をさせていただきました。それにあわせて、断熱性能を高めるための改修も実施しました。
【Before】

従来のタイル貼り浴室は、冬場に冷えやすく、ヒートショックのリスクが高まります。そこで、断熱性能に優れたユニットバスへと変更し、以下の断熱材を施工しました。
・ユニットバスの土間コンクリート下:100mm厚の断熱材

・外壁に面した壁:45mm厚の断熱材

・天井部分:105mm厚の断熱材を二重施工

このように断熱改修することで、浴室の寒さをやわらげ、快適性だけでなく安全性の向上にもつながりました。高齢の方や小さなお子さまがいらっしゃるご家庭でも、安心して快適に入浴していただけます。


窓には断熱性の高い高性能窓を取り付けています。

浴室と隣接する洗面室も、断熱改修を行いました。特に、外気の影響を受けやすい窓や壁に断熱材を追加し、室内の温度を一定に保つ工夫を施しました。これにより、洗面室での着替えや洗面時の寒さを軽減し、快適な空間を実現しています。