7月29日（土）30日（日）に足守古民家リノベ完成見学会を開催いたしました。

当日は猛暑の中、多くのお客様にご来場いただきました。

改修した古民家は、断熱工事に力を入れていて外壁にはぶ厚い断熱材が入っています。

窓は断熱効果のとても高いトリプルガラスのサッシを使っています。

建物の中に入ると、外とは別世界のように涼しい空間になっています。

また天井には、古民家らしい立派な太い梁を露わにしてあり、建具には細かい細工をしてある引き戸等、改修前から使っていたものをそのまま使っています。

こんなところに、昔ながらの物を大切にしたいというお施主様の思いが表れています。

また和室が2部屋あるので、新しい畳のにおいがとても心地よいです。

少しお年を召したお客様は懐かしく感じられており、若いお客様も「こんな部屋が落ち着く」と言われているのを聞いて、いつの時代も良いものは良いのだなと思いました。

和室で座布団に座ってお話をしていると、「居心地が良くていつまでも居たい」と言ってくださるお客様もいて、古民家の良さを皆様が感じて下さることをうれしく思いました。

100年前からの雰囲気を残し、古いものを大切にしながらも現代の技術を取り入れて出来上がったこの家で、お施主様ご一家が快適に暮らされ、次の世代にも大切に引き継いでいってほしいなと思いました。