えびすや日記

             

【はうすでおーがにっく定例会】熊本へ勉強に行ってきました!

はうすでおーがにっくin熊本

先日、私が参加している「はうすでおーがにっく」という、高性能住宅について学ぶ工務店のグループの定例会で、熊本県まで行ってきました。

この会では隔月で全国の工務店が集まり、未来へ残せる家づくりを勉強しています。
今回はそのメンバーでもある、熊本県山鹿市の立山建設さんが昨年完成させたモデルハウスを見学させていただきました。

先月の地震で中止になるかとも思いましたが、山鹿市はそれほど被害がなかったこともあり、立山建設さんはじめ地域の皆様のご協力のおかげで無事開催できました。

このたび熊本県内で発生した地震により被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
被害を受けられた地域の一日も早い復旧と、皆様が安心して日常を過ごせる日が戻ることを心よりお祈り申し上げます。

パッシブハウス認定申請中の平家モデルハウス

はうすでおーがにっくin熊本

今回見学したのは、パッシブハウス認定を申請中という、とても高性能な平家のモデルハウス。

性能は、

UA値0.15W/㎡K、C値0.2㎠/㎡、断熱等級7。

さらに約70畳の空間を、12畳用のエアコン1台で全館空調しています。

数字だけ見てもかなりの性能なのですが、やっぱり一番分かりやすいのは実際に体感することでした。
この日の熊本はかなり暑かったのですが、モデルハウスの中に入ると、とても快適でした。

しかも大人が一気に20人ほど入っている状態です。

はうすでおーがにっくin熊本

人間も一人ひとりが熱を出しているので、これだけの人数が入ると普通は室温が上がってしまうのですが、それでも「暑い」と感じることはありませんでした。

「熊本の暑さの中で、エアコン1台でこれだけ快適なのか...」

と、改めて住宅の断熱・気密性能の大切さを体感しました。
今回のモデルハウスでは、セルロースファイバーの充填断熱とEPSによる付加断熱、トリプルガラスの木製サッシ、外付けブラインドなどを採用し、超高性能なパッシブハウス基準を満たしています。

もちろん性能だけではなく、杉板を使った天井や土の塗り壁、大きな木製サッシなど、自然素材を活かした雰囲気もとても素敵なモデルハウスでした。

午後は、空調についてみっちり勉強

モデルハウスの見学を終えたあとは会議室へ場所を移し、はうすでおーがにっく総会とメンバーそれぞれの近況報告。

はうすでおーがにっくin熊本

その後は、国立研究開発法人 建築研究所の三浦尚志さんを講師に迎えて、住宅の空調について意見交換をしました。

三浦さんには講師として来ていただくのは今回で3回連続。

はうすでおーがにっくin熊本

皆さん、空調のプロである三浦さんに、全館空調や換気について、ありとあらゆる質問や意見をぶつけていました。

中には、インターネットやSNSで目にする、住宅設備についてのさまざまな“裏技”についての話も。

エアコンに雑巾をかぶせて給気を制限し、除湿を効かせる方法なんてものがあるそうで、、、

でも、そもそもメーカーがなぜその形で製品を作っているのか、どんな条件で安全に使うことを想定しているのかまで考えると、やはり安易に手を加えるのはおすすめできないよね、という話になりました。

「先生の話を聞く会」ではない

僕がこの勉強会で特に面白いと思っているのが、講師の先生の話をただ聞くだけではないところです。

三浦さんのお話に対しても、参加している工務店の皆さんから、

「現場ではこういうことも起きますよね」
「この条件ならどうですか?」
「それってこう考えることもできませんか?」

と、どんどん質問や意見が出てきます。

講師の話を丸呑みするのではなく、
研究の立場と、実際に家をつくっている現場の立場双方から意見を出し合います。

そんな時間なので、内容はかなり難しいのですが、とても勉強になります。

本当は僕もどんどん混ざって話したいのですが、
今のところはまだまだ知識が足りず、聞いて理解するので精一杯です...

それでも、こういう場所で勉強を続けながら、少しずつ自分の中で理解を深めていきたいと思っています。

最後は熊本のおいしいものを

真面目に勉強したあとは、皆さんお待ちかねの懇親会。
熊本らしく馬刺しをはじめ、お刺身や料理をたくさんいただきました。

これが本当にどれもおいしい!
おいしいのに、撮った写真はなぜかこの生ガキだけ!

はうすでおーがにっくin熊本

馬刺しは想像で補ってください🐎

住宅の話をしている時間ももちろん勉強になりますが、全国の工務店の方と仕事のことや会社のことを気軽に話せる
こういう時間も、この会の楽しみのひとつです。

しっかり勉強して、しっかり食べて、充実した熊本での一日になりました。

これからも、こうして外に出ていろいろな住宅を見たり、専門家や工務店の皆さんから学んだりしながら、岡山でのより良い家づくりに少しずつ還元していきたいと思います。

森安勇介

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