アパート・マンションの虫対策!虫はどこから入ってくる?
2023.05.19
アパート・マンションに住む際に、よく聞く悩みの一つとして害虫問題があります。
特にこれからの季節、温かくなるにつれて虫の活動も活発になってきます。
出来ることなら虫を見ずに生活したいですよね。今回はお部屋によく出る虫の種類やその対策について解説します。
アパート・マンションで遭遇しやすい虫は
・ゴキブリ
・ハエ
・蚊
・カメムシ
等が挙げられます。
これらの虫は外から入ってくるので、侵入経路を断つことが非常に重要です。そのためには侵入経路を把握し、場所に合わせた対策を行うこと必要があります。
玄関
人が出入りするときや、扉を開け放って換気をする際に虫が侵入することがあります。
玄関扉のゴムパッキンが劣化していると扉を閉めていても隙間が生じてしまうこともあります。
※郵便受けが玄関扉についていると、挟まった郵便物との間から虫が入ってくることもあります。
窓
網戸を閉めていても破れやゆがみがある場合は隙間から虫が入ってくる可能性があります。
また、窓は全メーカー共通で右側の窓が手前、左側が奥になるように設計されているので、網戸も右側で使用することを想定してつくられています。網戸を左側にしてしまうと、窓と網戸に隙間が出来てそこから虫が侵入してしまうので、網戸は右側で使うようにしましょう。
通気口・換気扇
空気を取り込める通気口や排出する換気扇は外とつながっているため、入ってきやすい場所の一つです。
中にフィルターが入っているものがほとんどで、その場合には侵入の心配はさほどありませんが、古い物件の場合はフィルターがなかったり破れている可能性もあります。理由が分からずに虫がよく発生する場合は一度確認してみるといいかもしれません。
排水溝・エアコンのホース
外とつながっている排水溝やエアコンのホースは他の侵入経路より広く、侵入しやすい場所です。排水溝は食べ物のカスや汚れがゴキブリの餌になります。定期的に掃除をして清潔に保ちましょう。
また、エアコンホースの内部は結露水でじめじめしており、暗くて狭く、虫が好んで入りやすい環境となっています。気になる場合は専用の防虫キャップをホースの先に取り付けると虫の侵入を防ぐことができます。
まとめ
今回は賃貸アパート・マンションで良く問題になる害虫の種類や対策について紹介しました。今住んでいる方もこれから住まわれる方も是非一度、これらの点に注意してみてください。次回の私のブログでは、お部屋探しの際にできる、虫が出にくい物件の選び方についてご紹介したいと思います。お楽しみに!
森安 晴香
前回:部屋の間取りってどんなものがあるの?をみる