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9/28 足守学生コンペ開催しました!

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9/28(土)に以前からお伝えしていた学生コンペを実施しました!(詳しくはこちら

このコンペは、長らく空家になってしまっている足守の店舗兼住宅を、足守の地域活性化に繋がるような面白い施設にするためのアイデアを競うものです。県内の建築学科の学生さん対象で、最終的に岡山県立大学と岡山大学の学生さん合計7組にご参加いただきました。

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発表会は足守の店舗現地で行いました!
審査員には弊社社長の他に、岡山県立大学建築学科の西川先生、岡山大学建築学科の橋田先生をお迎えして、公平な審査を行いました。

くじ引きで発表順を決め、発表が始まりました!
皆さんそれぞれに準備を重ねてきて、課題のポスター制作だけでなく、パワーポイントに内容をまとめたり、中には1棟まるごとの模型を作ってきてくれたグループもありました。

発表頂いたプランは、ギャラリーやレンタルサイクル、おむすび屋、コミュニティスペース、ソーシャルダイニング等々・・・それぞれに魅力のある施設でした。皆さん背景となる足守の原状についてもしっかり調べてくれていて、足守の魅力と課題をしっかりとらえた内容となっていました。

▼発表のようす▼

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★結果発表★

そして審査の結果・・・最優秀賞には2組が選ばれました!

一つめの受賞作は、「Artists in ASHIMORI 通り土間のある16mのギャラリー」

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こちらの作品は、Artists in Residence(アーティストインレジデンス)という、アーティストをリノベーションした建築に呼び込む手法に着目し、それを足守という町全体で応用するというアイデアでした。かつてあった通り土間を蘇らせて作った、16mのギャラリーが象徴的です。絵画や写真などの芸術活動に勤しむ高校生や大学生の作品創作、展示の場として活用し、そこで活動する人や来訪者によって足守に新しい活気を創出することがねらいです。模型も制作してくれていて、非常に完成度の高い作品でした。

二つめの受賞作は、「カルチャーベースおちゃのま 学問と芸術が花開くまちの地域のリビング」

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こちらは、足守の三大偉人「緒方洪庵」「木下利玄」「寂厳」の共通点である「学問」と「芸術」に着目して、学問と芸術が花開くまちとして発展させることプロジェクトです。「学問と芸術が花開くまち」を実現するために、地域の学びの場として店舗部分をギャラリー、居住部分をスタジオに改装します。ギャラリーは現在使用されていない店舗2階部分も有効活用していて、様々な作品を展示することができます。居住空間にはあまり手を加えなくて済むところも評価のポイントでした。

参加者全員の作品をこちらに掲載しています!ぜひご覧下さい✨

▼最優秀賞授賞式のようす▼

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今回はこの2組が最優秀賞に選ばれましたが、参加者それぞれの作品に取り入れたいと思うアイデアがあったため、急遽賞を増やし、皆様に賞を贈ることになりました。

参加者の皆様からは、「地域に貢献できる案を考えるということについて深く考えるきっかけとなった」「費用を抑えながら改修案を考えることが難しかった」「足守の知識・理解が深まった」等の感想を頂きました!

多くの学生さんが足守について真剣に考え、地域貢献のためのアイデアを練り、素敵な作品に仕上げた発表を聞くことができて、主催の弊社といたしましても非常に貴重な経験をさせていただきました。

すぐにいずれかのプランをそのまま実行に移せるわけではないのですが、それぞれのプランの良いところを取り入れて足守のまちづくりに役立てたいと思っています。

ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた先生方、本当にありがとうございました!
今後とも、よろしくお願いいたします。

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